1920年に流行した嗜眠性脳炎によって30年もの
あいだ半昏睡状態のレナードは、意識があっても話す
ことも身動きもできない重度の障害者。彼に強い関心
を抱いた勇気ある新任ドクターのセイヤーは、レナード
に試験的な新薬を投与し、機能回復を試みる。そして
ある朝、ついにレナードは奇跡的な”目覚め”を迎えた。
 根気強く治療を続けていくセイヤー役のロビン・ウィリアムズと半昏睡状態から見事に立ち直るレナード役のロバート・デ・ニーロの名演技・初共演も見逃せない。人間の尊厳と愛情と友情を描き全世界の話題を独占した傑作映画だ。

〜レナードの朝〜